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松山善三・高峰秀子養女 文筆家
斎藤明美 トークサイン会
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パク・チャヌク監督
からのメッセージ
MESSAGE

【特別展】<女優>から<妻>へ ― 生誕100年 高峰秀子という生き方



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女優の仕事は好きになれなかった―――

高峰秀子は終生そう言い続けました。
5歳で偶然子役に抜擢されると、サイレントからトーキーへの変革期に数多くの映画に出演、戦時期には少女スターとして大衆に愛されました。プロフェッショナルに徹した仕事ぶりで俳優としての信頼を高める一方、華やかなキャリアの裏では、養母との確執や十数人の親族の生活を担うなど、苛酷な運命を背負わされてきました。

そんな高峰にやがて転機が訪れます。『カルメン故郷に帰る』(木下惠介、1951年)を機にフリーになると、あらゆるしがらみから逃れたパリでの生活で “ 自分 ” を取り戻し、1955年に木下の助監督だった松山善三と結婚。スター女優と助監督といういわゆる “ 格差婚 ” でしたが、松山の妻となることで高峰はようやく、自らの人生を歩き始めることができたのです。引退作と考えていた『浮雲』(成瀬巳喜男、1955年)後は、木下・成瀬を中心に出演作を絞り、シナリオ・監督業に進出した松山を公私に支えながら、妻として女優として充実した日々を送りました。

この『【特別展】<女優>から<妻>へ ―生誕100年 高峰秀子という生き方』では生誕100年を迎えるこの機会に、日本映画史に燦然と輝く足跡とともに、高峰が手に入れた妻としての幸福を展示・上映・イベントによって振り返ります。波乱に満ちた半生と一転した穏やかな結婚生活を通して、高峰秀子という生き方を味わってみてください。


◉日程
2024年10月5日(土)~2025年1月13日(月・祝)
休館:月曜日(10/14、11/4、1/13は開館)、10/15(火)、11/5(火)、12/29(日)~2025/1/3(金)

◉会場
鎌倉市川喜多映画記念館
神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目2番12号 ACCESS

◉観覧料
一般:400円(280円)
小・中学生:200円(140円)
※()内は20名以上の団体
※鎌倉市民(市内に住所を有する方)は展示観覧料が無料です。入館の際に住所が確認できる証明書(運転免許証、国民健康保険証等)をご提示ください。


◉詳細情報
「鎌倉市川喜多映画記念館」公式サイト





ミュージアム コレクションⅡ
かわりゆくもの、かわらないもの ―TRANSITION



【コーナー展示】生誕100年記念 名優・高峰秀子の肖像
高峰秀子からの受贈作品全11点により、梅原龍三郎らが描いた名優・高峰秀子の姿をご紹介します。

◉日程
2024年10月26日(土)~2025年1月13日(月・祝)
10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日
※11月4日(月・振休)・1月13日(月・祝)は開館、11月5日(火)・年末年始(2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金))は休館


◉会場
世田谷美術館 2階展示室

◉観覧料
個人:一般 200円/65歳以上 100円/大高生 150円/中小生 100円
団体:一般 160円/65歳以上 80円/大高生 120円/中小生 80円

※団体は20名以上
※世田谷区内在住、在校の小・中学生は土、日、祝・休日は無料
※障害者の方:個人は100円(団体は80円)。ただし小中高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※学生証・障害者手帳など、確認できるものをご提示ください
※同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます


◉詳細情報
「世田谷美術館」公式サイト





高峰秀子が愛した着物RETURNS
~それでも遺しているお気に入りたち



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◉日程
2025年1月2日(木)~2025年1月11日(土)
10:30~17:30(入場は17:00まで)

◉会場
歌舞伎座ギャラリー木挽町ホール
東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎タワー5階

◉観覧料
1,000円

◉イベント
1月4日(土)14:00~
松山善三・高峰秀子養女 文筆家 斎藤明美
トーク&サイン会




これまでの展覧会

生誕100年記念 特別展「高峰秀子が愛したきもの」



現在でも松山家に保管されている高峰秀子が愛した貴重な着物の数々を一挙初公開。

日 程 :2024年3月27日(水)~4月9日(火)

会 場 :日本橋三越本店本館4階 呉服特選サロン

入場料 :入場無料

日本橋三越本店本館
©2023 Isetan Mitsukoshi Holdings Ltd.



生誕100年記念 東京タワー大特別展
「逆境を乗り越えた大女優 高峰秀子の美学」



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自筆の原稿やイラスト、そして現在も松山家に残る高峰秀子の貴重な愛蔵品の数々を展示される大特別展では、その壮絶な生涯と共に、作品に携わるキャストもスタッフもそれぞれが平等に一本のクギであると語っていた彼女の職業哲学、人生哲学は、現代人にも大きな影響を与えるはずです。高峰秀子という稀有な人物に出会う貴重な機会となります。


日 程 :2024年3月28日(木)~5月6日(月・休)

会 場 :東京タワー1F RED°TOKYO TOWER特別会場

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ⒸTOKYO TOWER Ⓒ高峰秀子生誕100年プロジェクト実行委員会


入場料 :大人1,500円(税込)※高校生以下無料(学生証提示)




高峰秀子の言葉展 ~あなたは何を感じるか?



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戦前、戦中、戦後と半世紀にわたり、子役からアイドル、そして演技力の高い実力派俳優として常に一線で活躍してきた大女優、高峰秀子。後年はエッセイストとして数々の名著を送り出し、第24回日本エッセイスト・クラブ賞(1976年)も受賞しています。

本展覧会では、様々な葛藤を乗り越えていった高峰秀子の書籍や日常で語られた言葉の数々から、生きる中で核心をついた言葉の数々を抜粋し、当時の高峰秀子の写真と共に展示しています。

凝縮された短い言葉の数々からにじみ出る人生哲学をぜひお見逃しなく。
銀座会場では貴重な映画台本とポスターなども展示しています。


銀座会場
日 程:2024年10月10日(木)~10月21日(月) 10:00~19:00
会 場:WABI-和・美-東京都中央区銀座4-11-5
観覧料:500円

麻布会場
日 程:2024年7月31日(水)~8月14日(水) 11:00~19:00
会 場:麻布十番パレットギャラリー東京都港区麻布十番2-9-4
観覧料:500円





「巨匠が撮った高峰秀子」写真展



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東京都写真美術館

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写真界に大きな足跡を残した木村伊兵衛、土門拳、早田雄二、林忠彦、秋山庄太郎、大竹省二、操上和美、立木義浩。
名だたる写真界の巨匠が、高峰秀子という一人の女優をいかにとらえたか―。

才能煌めく写真家が、それぞれ独自の眼差しで切りとった高峰は、明らかに異なる佇まいと表情を見せています。

写真は撮る側と撮られる側の覚悟、レンズを通した人と人との闘いの熱い瞬間を伝えてくれます。
エッセイストとしても知られる高峰と写真家たちの文も併せて展示、撮影現場の感性と魂のぶつかり合いを感じられる作品展です。


◉日 程
2024年11月9日(土)~12月8日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)

◉会 場
東京都写真美術館 地下1階展示室

◉観覧料
一般 1,200円/学生・65歳以上 1,000円/中高生 800円